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Q&A

Lマウント アライアンスとは

Lマウント アライアンスとは、ライカ、シグマ、パナソニック、エルンスト・ライツ・ヴェッツラー、DJIによって構成される組織です。Lマウント アライアンスは、ライカカメラAGによって開発されたミラーレスカメラ用のLマウント規格を使用した製品を開発しています。「L-Mount」はライカカメラAGの商標登録です。アライアンスパートナーは、Lマウントを搭載したカメラやレンズを、それぞれのブランドから提供します。Lマウントの技術開発は共同で行っています。

Lマウントとは

Lマウントは、ライカカメラAGが2014年にAPS-Cフォーマットのライカ T用、2015年にフルサイズフォーマットのライカ SL用に導入したマウントです。マウントの直径が51.6 mmのため、APS-Cセンサーとフルサイズセンサー、どちらのカメラにも対応しています。マウント内径が大きいため、開放絞り値が小さいレンズもさらにコンパクトに設計することができます。通信インターフェースは耐久性があり、防塵、防滴構造を備えています。Lマウントのフランジバックは20 mmで、様々なレンズに適応することができます。

「Lマウント」は、ライカカメラAGの商標登録です。ライカカメラAGがLマウント規格のライセンスを所有し、シグマ、パナソニック、エルンスト・ライツ・ヴェッツラー、DJIに使用ライセンスを付与しています。Lマウントは、ライカカメラAGが2014年にAPS-Cフォーマットのライカ T用、2015年にフルサイズフォーマットのライカ SL用に導入したマウントです。マウントの直径が51.6 mmのため、APS-Cセンサーとフルサイズセンサー、どちらのカメラにも対応しています。マウント内径が大きいため、開放絞り値が小さいレンズもさらにコンパクトに設計することができます。通信インターフェースは耐久性があり、防塵、防滴構造を備えています。Lマウントのフランジバックは20 mmで、様々なレンズに適応することができます。

「Lマウント」は、ライカカメラAGの商標登録です。ライカカメラAGがLマウント規格のライセンスを所有し、パナソニックとシグマに使用ライセンスを付与しています。

なぜライカ、パナソニック、シグマは、アライアンスを組んだのか。

パナソニックとライカは長期的にパートナーシップを結んでおり、パナソニックとシグマはマイクロフォーサーズシステムの開発を共同で行ってきました。これにより、パナソニックが仲介役となり、独自の地位と強みを持つ3メーカーが集まりました。パナソニックには、オートフォーカスや光学手ブレ補正システムなどのカメラのデジタライゼーション分野において高度な技術があります。また、ライカはその長い歴史の中で、光学設計や高度な製造技術、ブランド価値に関する専門知識を培ってきました。シグマは、ハイレベルな製品開発と大量生産システムを構築しており、高性能レンズとカメラの豊富なラインナップを取り揃え、業界で唯一の地位を確立しました。 この3メーカーは、カメラとレンズを製造販売する競合他社ですが、相互干渉する領域のほとんどない、バランスの取れたアライアンスを形成し、多様性のあるLマウントの共同開発に乗り出しました。レンズやカメラの豊富なラインナップと包括的なカメラシステムは、ユーザーに大きな利益をもたらします。

ライカ、パナソニック、シグマ、エルンスト・ライツ・ヴェッツラー、DJI間で、製品のリリース時期に関する取り決めがあるか。

いいえ、ありません。各社は競合他社であるため、取り決めることは競争法で禁じられています。

共同開発される製品はあるか。

現在のところありませんが、今後開発される可能性はあります。

共同開発される主要コンポーネントや技術プラットフォームはあるか。

現在のところありませんが、今後開発される可能性はあります。Lマウント規格がアライアンス内でさらに発展するには、主要コンポーネントと技術プラットフォーム(ハードウェア/ソフトウェア)を共同で開発していく必要があります。さらに、共同で使用している主要コンポーネント、各種技術、モジュールに関連する技術の開発を共同で行う可能性があります。また、Lマウントプロジェクト関連の開発協力の一環として、Lマウント アライアンスとは関係なく、各種研究・開発が行われています。

Lマウント アライアンスが共同製品を発表することはあるのか。

詳しくは、Lマウント ポータル(www.l-mount.com)をご覧ください。アライアンス、Lマウント規格、互換性のある製品に関する基本情報をご確認いただけます。

製品の互換性はどのように保証されているのか。

Lマウント規格は、合同委員会で定期的に改善、開発されています。そのため、すべての製造元が開発などの進捗状況を詳しく把握しています。製造元は、Lマウントとの互換性がある場合のみ、Lマウントブランドとして商品を提供できます。

Lマウント製品には何か特定のロゴがあるか。

Lマウント規格の商品は、Lマウント製品として製品およびパッケージに商標登録されたロゴを記載することが定められています。このロゴを記載するかどうかは、各製造元が決定します。

各メーカー間で、製品の機能に関する制限はあるのか。

Lマウント規格では、製品はLマウント仕様で互換性があることが定められています。Lマウント仕様では、信頼性や画質などの重要なデータにいたるまで、非常に広範囲に及び規定されています。ただし、メーカー内や製品ライン内でのコンポーネントのシステム互換を確保するなど、各メーカーで調整することができます。たとえば、Lマウント規格の一部ではない特別な機能を付加、改良することが可能です。

例えば、適切なライカアダプターを使用すると、ライカM、R、Sレンズを機能や結像性能を損なうことなくライカSLカメラに接続することができます。他のマウント規格のレンズ用アダプターは、Lマウント規格との互換性はありません。 そのため、アライアンスパートナーのカメラに上記のレンズを接続すると、機能や性能が損なわれることがあります。

マウントアダプターはLマウント関連商品としてサポートされているか。

いいえ、されていません。Lマウント規格内容はアライアンスパートナー内でのみ共有されており、マウントアダプター使用時の機能や性能の確実性は保証されていません。

Lマウント規格内容は公開されているのか。

いいえ、公開されていません。Lマウント アライアンスの加盟メーカーにのみ提供されています。 

Lマウント製品のサービスやサポートはどのメーカーが提供しているのか。

アライアンスのパートナーである各メーカーが、自社から発売された製品の修理サービスやユーザーサポートを提供しています。

異なるメーカーの製品を同時に使用して問題が生じた場合は、どのメーカーに相談すればよいか。

お使いの製品を購入した販売店、または各メーカーのカスタマーケアにお問い合わせください。

取扱店では全3メーカーの製品の在庫を取り揃えているか。

販売しているメーカーや製品は、取扱店によって異なります。

Lマウント製品は、どこで購入できるのか。

各メーカーのホームページで公開されている取扱店一覧から、各種製品の販売に関する情報をご確認ください。